物理的時間と心理的時間の話
あー今年ももう年末かぁ。
1年があっという間、1ヶ月があっという間、1週間、いや1日があっという間。
そんな風に感じている方も多いのではないでしょうか?
(わたしもそんな一人です)
心理学的に、時間は物理的時間と心理的時間に分けられ、物理的時間は皆に共通した時間経過だけれど、心理的時間は何を経験するかで時間経過の体感は変えられるという話を人生の先輩から聞いたので、今日はそんな話をしたいと思います。
結論は、年を取ればとるほど新しく経験できることは減っていくので、意識して新しい経験をしていこう!です。
心理学的には時間は2種類に分けられる
時計で確認できる実際の時間は、物理的時間と呼ばれ、
これに対し、感覚的に経験・体験するのは心理的時間と呼ばれる
※ちなみに、物理的時間における1秒は、「セシウム133原子の基底状態の二つの超微細準位の間の遷移に対応する放射の周期の9192631770倍に等しい時間として現示する」と国際度量衡総会(CGPM)によって定義されているそう
これまでの研究によると、感覚的に経験する心理的時間を変化させる要素は諸説あるが大きく4つあるようです。
- 情報量:インプットされる情報量が多ければ時間の進みは遅く感じ、少ない場合速く感じられる
- 注意の大小:楽しい時間はあっという間に過ぎるのに、退屈な時間はなかなか過ぎない、時間に向ける注意の大小による
- 身体的代謝:代謝が激しいときには長く、逆に代謝が落ちているときには短く感じられる、メカニズムとしては知覚の基礎の過程によるため
- 感情の状態:例えば恐怖という感情は時間認知を歪めると言われており、時間を長く感じさせるそう
この中で特に注目したいのは1の情報量です。
5才の子にとっての1年は、割合で言うと1/5=20%であり、人生で過ごしてきた時間の20%をこの1年が占めているわけです。
一方で50才の人にとっての1年は、1/50=2%です。
50年の時間の中での1年というインパクトが小さいという相対的な話と、50年生きていれば多くのことを経験してきていて、新たな経験(情報)も少なくなっていることが想像できます。
では、「今年もあっという間の一年だった!何もしていないよ~!」とならないために、何ができるのか?
新しい経験(=情報)を増やす
- 飲食店:いつも行っているお店ではなく、新しいお店で新しい体験をする
- 旅行:行ったことのない地域へ行ってみる
- スポーツ:やったことのないスポーツをやってみる
- 出会い:出会ったことのない職業の人と出会ってみる
- 服装:いつも買っているお店ではなく新たなジャンルを開拓する
一つ一つは小さいことかもしれませんが、積もり積もったら色々あったいい1年だったなぁ~となるかも。
そして、今までの出会いではなく、結婚相談所での婚活にチャレンジしてみたい!と思ったら、AprilSATOの門をたたいてみてね~!