【人生100年時代】人間関係と人生の8つの車輪の話

前回に引き続き、令和4年度の男女共同参画白書から感じたことを書きます。

特集のテーマが、「人生100年時代における結婚と家族~家族の姿の変化と課題にどう向き合うか~」でした。

人生100年時代の根拠

今や、女性の半数は90歳以上まで生きる。平均寿命は女性87.71歳、男性81.56歳であるが、死亡年齢最頻値は女性93歳、男性88歳であり、100歳を超える人は、令和2(2020)年時点で女性69,757人、男性9,766人となっている。まさに人生100年時代といえる。

男女共同参画白書 令和4年度版

この特集に対する結論は下記のようにまとめられていました。

  • 人生100年時代を迎え、日本の家族と人々の人生の姿は多様化し、昭和の時代から一変。
  • 今後、男女共同参画を進めるに当たっては、このことを念頭において、誰ひとり取り残さない社会の実現を目指すとともに、幅広い分野で制度・政策を点検し、見直していく必要がある。

内閣府がまとめているものなので、制度や政策に落とし込まれています。

今30代の人はまだ1/3しか生きてない

人生100年時代と頭では分かっていても、今を生きる30代にはイマイチピンと来ない部分もあるんじゃないかと思います。

30代は仕事ができるようになり、任されるようになり、楽しくも忙しくもある一番脂がのっている時期。

人生100年と仮定したときに、今は1/3を生き終わったタイミングです。

残りの2/3をどのように生きていきたいのか、忙しい今だからこそ、しっかりと考える必要があるのではないかと思います。

8 Wheel Of Life (人生の8つの車輪)

8 Wheel Of Life をご存知でしょうか。

今自分がどこにいて、どこを目指したいのかを探索するためのツールです。探した限り英語版しかなかったのですが、8つの車輪が下記です。

※参考サイト:8 Wheel Of Life

  1. 仕事(Career)
  2. お金(Money)
  3. 健康(Health)
  4. 人間関係(Relationships)
  5. 自己成長(Personal Growth)
  6. 趣味・娯楽(Fun & Recreation)
  7. 居住環境(Physical Environment)
  8. 精神性(Spirituality)

日本国民の3大義務は「教育」「勤労」「納税」。

生きるために仕事をする、お金を稼ぐはセットになるので、1番と2番は考えたくなくても自動的に考えてしまうと思います。

一方で他の項目は叶えたいという意思を持っていたり、考える時間を強制的に取らないと目指す状態を考えることが難しいのではないでしょうか。

定年後、趣味もなく友達もなく、何をしていいか分からなくなるという話を聞いたことがありますが、仕事とお金の車輪しか回っていなかった結果だと思ったりします。

それぞれの分野について、「どうありたいのか」を考える機会を持つ

今回の特集を期に私はそんなことを考えました。

「すべての悩みは対人関係の悩みである」byアドラー

アドラー好きでつい引用してしまいましたが、対人関係は人生において非常に重要なテーマですね。

どんな人と、どんな時間を、どんな出来事を共有していきたいか。

自分の人生なので自分で決めることが大事。

私は自分が仕事が好きなので、同じく仕事が好きな人とお互いを高め合いながら人生を送りたい。そして授かりものではありますが、子供を授かれたら育てて次世代に繋いでいく役割を担いたいと思っていました。そのために婚活をして、妊活をして、今の生活を送っています。

それが送れてるから正解というわけではないですが、人生100年の1/3を過ぎた今のタイミングで改めて望む状態と現在地を確認して、どう行動するか考えるのは大事なんじゃないかと思います。

パートナーがいる人生、子供がいる人生、それを望むのであれば婚活に踏み出せばいいと思います。

結婚相談所の仲人という立場なので「婚活」と書きましたが、結婚が全てとは思ってません。ご自身の人生なのでご自身が後悔ない選択をすればいいと本気で思ってます。

\婚活に関しては相談してね!/

まとめ

  1. 人生100年時代と仮定して今の自分の現在地を8 Wheel Of Lifeで確認してみる
  2. どんな人生を送りたいのか、特に人間関係の分野について考えてみる
  3. 人生のパートナーが必要だと思ったら、今そこに時間とお金を使うことを検討する